4度調弦コントラバス用楽譜を弾いてみようと思ったのですが、
クーセヴィツキーやボッテジーニをほとんど持っていないことに気がつきました。
持ってる楽譜はオケのパート譜以外はほとんどチェロ用、ヴァイオリン用…。
いったい私は何弾きなんでしょう? 

それはまあ置いといて、
とりあえずクーセヴィツキーが唯一「小さなワルツ」があったので弾いてみました。

シラソシラソミレシレソシレードー…中略…ファ、ソ!
弾けました。でも最後の3重音二つは無理がありますね。
下からADFis,HDGの和音は親指も動員すれば弾けない事もありませんが
はっきり言って無茶です。
ここは和音を転回してDAFis,DHGと弾けば上手くいきます。

ところでこの曲はソロ調弦用。パート譜はト長調で伴奏譜は全音高いイ長調。
ではそのイ長調で弾いてみましょう。
ドシラドシラファミドミラドミーレー…中略…ソ、ラ!
おお、音が高くなったのに弾きやすいではないか。
これは第1弦A線のEやAのハーモニクスを効果的に使えるからですね。
でもやはり最後の重音は転回の必要があります。
この曲に関しては和音を転回してもそれほど問題にならないと思います。

ボッテジーニはこれから友人に借りる機会があれば弾いてみようかと思います。