ということはコントラバス用楽譜よりもチェロ用楽譜の方が弾きやすいのです。
そんな訳で私はチェロ用の楽譜を結構持っているのですが、難点もあります。
それはチェロのＣ線で半音階的なメロディーを弾くフレーズは、
オクターブ下のコントラバスのＣ線で弾くと非常に聴き取りにくいのです。
その場合はそのフレーズをオクターブ上げて弾くか、
音形を単純にする必要が出てきます。
もしくは曲全体をオクターブ上げてしまうという手もあります。
「ならチェロで弾けよ」と言われそうですが、それは私がBass弾きだからということで。
それから５度上げて移調する方法もあります。そうすればＣ線は使いません。
一番下がＧ。そう、それはヴァイオリン。
ヴァイオリン用楽譜が案外快適なのです。ヴァイオリンほどの機動性はありませんから
限界がありますが、そのまま使える楽譜もかなりあります。
それにアドリブでピチカートやＣ線の轟音などをいれると効果的。
楽器やジャンルにとらわれずにいろんな事にチャレンジしたいと考えています。
