トップページにありますように、私は基本的に座って弾きます。(座奏)
理由としては、
・楽器を無理なく支えられること
 これによりハーフポジションから親指ポジションまで連続的にシフトできます
・チェロのように、より正面に近く構えられること
 これにより左手首の負担が軽くなります
・体力的に楽
 より音楽に集中できます

そして5度調弦にとって大切なことが他にもあります。
・下2本の弦上で親指ポジションがとりやすい
 何度も言うように5度調弦は1本の弦の担当する音が多いので
 できれば指を4本使いたいのです。
 つまり半音ずつ1,2,4ではなく、1,2,3,4や、親指,1,2,3です。
 するとどうしてもハイポジションが多くなり、流れから下2本の弦上でも
 親指を使うことがでてきます。
 そのあたりのポジションは立奏(立って弾く)でも弾けなくは無いのですが、
 非常に弾きにくいのです。
・低いポジションで親指が使える
 1stポジションや2ndポジションで親指を使うこともまれにあるのですが、
 これは立奏だと不可能に近いです。

そんな訳で私は特別な場合以外は座って弾いています。
マイチェア持参なので荷物が多くなって大変なのですが、
それを補って余りある利点があります。