ヘリカルX線CT検査

当病院では16列マルチスライス CTを導入致しました。CT(Computed Tomography)とはX線とコンピューターを使って体内の横断画像を作成する撮影法です。これにより今までX線検査や超音波検査などでは困難であった症例、特に脳腫瘍、水頭症、頭部外傷、脳血管障害、鼓室内および副鼻腔の異常等の頭部疾患の診断精度が獣医学領域において飛躍的に向上しました。なお動物のCT検査では通常は全身麻酔下で撮影します。さらに約数百枚以上の横断像を元に3D(3次元的画像)を作成することにより、見つけにくい陥没骨折などの頭部外傷や骨変形、骨腫瘍等を発見する事が可能です。さらに進化したマルチスライスCT装置はらせん型に連続した断層像を短時間で撮影が出来る事により、胸腔内、腹腔内においてもより精度の高い診断能力を持ち、患者の麻酔時間の負担を大幅に短縮できるようになりました。
今後は当病院でCT検査により診断された症例の画像をUpdateしていく予定です。

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たけふ動物医療センター  福井県越前市千福町63




犬、頚椎椎間板ヘルニア(C2-3)

犬、腰椎椎間板ヘルニア(L3-4)

猫、骨盤骨折

犬、胆石症

犬、肝臓腫瘍

犬、CTガイド下肝生検

犬、歯突起欠損による環軸椎亜脱臼(手術後)

犬、尿道結石2個(メス)

犬、特発性肺線維症

犬、特発性肺線維症

犬、異物誤飲(竹串による肺穿孔および肺炎)

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