年に数回とんでもない量の毛玉を顔面から全身にまとってトリミングに来る犬猫がいます。目の周りも毛玉で覆われ結膜炎を起こし目やにだらけ。毛玉は尿を吸い込んで異臭がします。当然のように毛玉の下は皮膚炎を起こしています。耳の中の毛にも耳垢がからんで耳の中も全く見えません。毛玉で覆われているので痩せているのか太っているのかさえ判断が困難です。これではペットの健康管理も出来るわけがありません。ひどい時には毛玉で前足が締め付けられ手首から下がちぎれかけていたことがありました。ここまでくればもう動物虐待です。
どうかここまで毛玉だらけになる前にトリミングを受けさせて下さい。毛が伸びる犬種は2〜3ヶ月毎の定期的なカットが必要です。
耳の後ろの毛玉を自分でハサミで切って耳の皮膚も切ってしまう飼主さんも必ずいます。犬猫の皮膚は非常に薄く、気をつけても切ってしまいます。毛玉が出来てしまったら自分で切らずに連れてきて下さい。
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