先日の日本テレビ系のザ・世界仰天ニュースにて、マダニ媒介SFTSウイルス感染症が特集されていましたので要約を紹介します。
草むらや山に生息するマダニが人を咬むとウイルス感染症により重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症します。初期症状は高熱、頭痛、倦怠感、嘔吐、下痢で、インフルエンザ感染症と診断されてしまうこともあるようです。血液検査では、肝酵素上昇、血小板減少、白血球減少などが表れます。特効薬はなく、現在までに感染者59人、死者24人が全国で確認されています。
犬猫がマダニを持って帰って来ることで飼主にも感染症を及ぼす危険性が紹介されなかったのが残念でしたが、農水省と獣医師は飼主にマダニの危険性をより啓蒙すべきと感じました。
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