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 越前市(武生)越前打刃物                           


紫式部像
   越前市(平成17年武生市から変更)     

 美しい山と川、自然に恵まれた越前市は古い歴史を秘めた町です。8000年前の人が住んでいた遺跡や名所・旧跡もたくさん残っていて、歴史にちなんだ散策も楽しめます。大化の改新(645年)の頃新潟県から敦賀あたりまでの大きな国(越の国)の国府が武生に置かれました。中世以降越前市(武生)は府中と呼ばれ長く政治経済、文化の中心でした。長徳2年(996)に源氏物語の作者、紫式部が生涯でただ一度、都を離れて越前の国守なった父と共に武生を訪れました。明治2年に平安時代に流行った民謡「催馬楽」の中から武生となりました。
 市の花は菊  市の木は竹です
  千代鶴の池

国安が刀を打つ水を汲んだと伝えられる
千代鶴の池
   越前打刃物の歴史
  • 1337年(南北朝時代)京都の刀匠千代鶴国安が刀剣製作に適した地を求め府中(越前市)に来往し、刀を作るかたわら近郊の農民のために鎌を作ったことから始まったといわれています。 
  • 江戸時代には福井藩の保護政策により、株仲間が組織されました。
  • うるしかき職人がうるしかきのため全国に出かける時、刃物を売り歩いたことから販路も全国に及ぶ。
  • 越前鎌が全国的に売れ出すと、産地問屋ができ、卸値、小売値などの協定を結びました。
  • 明治7年の鎌生産量は97万丁で全国生産量の3割近くを占め、包丁は2.5割を占める。
  • 現在、古来の火作り鍛造技術、手仕上げを守りながら鎌、刈り込み鋏、包丁を製作しています
越前打刃物看板  


現在、越前打刃物 伝統工芸士の方は22人
    伝統工芸
  • 越前打刃物は昭和54年業界では最初に国の伝統工芸品の指定を受け、その指定品目は両刃包丁、片刃包丁、なた、鎌、はさみの5品です。
  • 「伝産法」の対象なる「伝統的工芸品」には6つの要件が必要です
  • 1.熟練した技を必要とし、芸術的要素をも備えたもの。
  • 2.主として日常生活用に使われるもの。
  • 3.製造過 程の主要部分が手工業であること。
  • 4.伝統的技術または技法によって製造されること。
  • 5.主たる原料が100年以上継続して使用されている事
  • 6.一定の地域において10企業以上または30人以上 の従事者がその製造を行い、携わっていること。
 
包丁モニュメント
刃物会館前の高さ5.5mの菜切包丁と出刃包丁をかたどったステンレス製モニュメント

 シンボル


越前打刃物製造事業所 数・従業者数

事業所数 従業者数
   101   269